クヌギカメムシのアクロバットな交尾 [セミ・カメムシ]
丘陵の樹木に白いテープが巻いてありそこに樹名が書いてある。
樹の名前を知らない僕にとっては大変ありがたいのだが、時には虫たちにとって災難の原因にもなる。
コナラに巻いてあったテープをどうやら誰かが剥がしたようでその粘着面にいく頭かの「クヌギカメムシ」が張り付いていた。
いわゆるゴキブリほいほい状態だ。
前日お腹の大きなメスが捕まっていたのを見つけたのだが、翌日見てみるとそのメスのお尻の先にオスがぶら下がっている。
テープの粘着面に捕まらずにどうやってメスのところに行ったのだろうか?飛んで?ジャンプ?メスの手前のオスを踏み越えたのか?
メスが動けないのをいいことに交尾をしたようだが、自分が捕まるところはなくお尻で支えている感じだ。
風が吹くとふらふら揺れる。
何とアクロバットな交尾であろう。
まるでサーカス団の空中ブランコ?
横から見てもこの通り。
トラップを乗り越えて交尾をしたこのオスはたいしたものである。
それにしてもメスのこのお腹もすさまじい膨れようだ。
完全に翅からはみ出て横に広がっている。
いったいいくつの卵が詰まっているのか?
明日晴れたら見に行って、このカメムシほいほいから開放してあげよう。
2008-11-27 23:22
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