お天気回復! [自然]
昨日は昼からかなり雨が降ったが、今朝起きるとすっかりやんで晴れていた。
このところある蛾ときのこを撮影ターゲットとして探しているがなかなか見つからない。
きのこの方はもう時期が遅いようで今シーズンは難しいかも知れない。
丘陵の尾根道には水溜りが出来ていてかなりの雨量だったらしい。
林の中できのこをきのこ目線で探していると、倒木から昨日降った雨が朝の日差しで水蒸気となり立ち上っていた。
こういう景色もなかなかいいもんだ。
コナラの「ヨコズナサシガメ」の幼虫は日を浴びてもぞもぞ動き出していた。
ヨコズナサシガメはカメムシと同じ半翅目に属し、元来東南アジアに生息する虫で昭和の初めに貨物に紛れ九州に上陸したとされる帰化昆虫だ。そこから生息域を北に広げ15年ほど前から関東でも見られるようになったようだ。
今日もエノキの若木で「アカボシゴマダラ」の幼虫を見つけた。ほとんどの個体が根元のほうで上向でとまっているので葉にいるより見慣れると見つけやすいかも知れない。
エノキの根元ががさがさ言うので見ると「カナヘビ」の子供だった。
顔だけ見ると恐竜のようで怖い。
このカナヘビの子は、かわいそうに後の両足が動かないようで前足だけで這っていた。
尻尾も途中から切れていたので何かに襲われたのだろうか?
俊敏には動けないので自然の中では厳しいが何とか成長して欲しいものだ!
柵沿いの葉上で見たことのないカメムシを見つけた。
このところカメムシを見る頻度が増えたようだ。
帰って調べると「アオモンツノカメムシ」と判明。
ヤツデやキヅタ、ウドに集まり成虫で越冬するらしい。
カメムシの仲間も種類が多く似たものもいて、カメムシだけの図鑑もあるくらいで同定が厄介である。
切り株の多い林の中を歩いたせいで、長靴の底が割れさらに横のゴムが破れてしまった。もう10年ほど前に買った安いゴム長なのでしょうがない。という事で今日はここまでと歩いていると枯葉と一緒にアオマツムシが落ちていた。この寒さでとうとう息絶えたようだ。そういえば今日は鳴き声を聞かなかった気がする。
アオマツの姿も声も来年の夏までということか。
あの騒々しい声が今では懐かしい・・・・。
長靴を10年も使うとは凄いです。
私は大抵3年くらいでダメになります。夏の間、ずーっと履いていますから。
by maeda (2008-11-26 06:12)
maedaさん コメントありがとうございます。
返事が遅くなりすみません(T_T)
長靴10年といってもこちらでも年に数回降る雪の通勤用に元々買ったものでほとんど履いていなかったのです。昨年当たりから引っ張り出して履いていたのですが恐らく劣化で割れたのだと思います(^.^)
by hirokou (2008-11-27 01:18)