ゴマダラチョウの越冬幼虫 [チョウ・ガ]
丘陵のエノキの低木・若木を注意してみていると、ゴマダラチョウやアカボシゴマダラの幼虫が葉上に見られる。特にアカボシは都市のエノキの街路樹にも多く確認されている。
幼虫は気に入った葉に糸を吐き、座と呼ばれるものをつくり食事に行ってもここに戻ってくるようだ。
今の時期、体の特徴が異なる2種類の幼虫を見ることが出来る。
これはゴマダラチョウの幼虫だが、秋までに見られるのはこのタイプで
角が長くトゲがはっきりしている。
3令以降に長角の幼虫は年内に羽化する個体と言われる。
こちらもゴマダラ幼虫で一枚目と明らかに異なる短角である。
この短角の幼虫は越冬組だそうだ。
羽化時にはこの角から触覚が現れる事が確認されているが、
何故越冬組はこのような短角になるのか?不思議である。
アカボシゴマダラも同じ事が言えるようだ。
アカボシについてはこのサイトが詳しい。
http://www.aoi-hotyuuami.com/AKABOSI_1newpage25.html
2008-10-05 23:07
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